立山周辺(富山) 塔倉山(730m) 2019年6月2日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 4:16 登山口(林道)−−4:50 長倉コース分岐−−4:57 726.5m三角点峰 5:00−−5:05 塔倉山 5:07−−5:11 726.5m三角点峰−−5:16 長倉コース分岐−−5:37 登山口(林道)
場所富山県富山市
年月日2019年6月2日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場登山口付近の道幅が広く路側に駐車余地あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望剱岳〜立山〜桑崎山方面の展望あり
GPSトラックログ
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コメント林道で標高が稼げる目桑コースから往復。林道には細かな落石多数で通行注意。大雨の後は危険かも。登山道は登山口付近以外はしっかりしている。山頂標識は三角点峰にあるが、最高峰である730m峰まで登山道が開かれている




路側の駐車余地 登山口付近は道幅が広いので路側駐車可
目桑コース登山口 最初だけちょっと草っぽい
標高590m付近で尾根に乗る 標高610m付近
標高660m峰は樹林が開ける ここは標高660mのはずだが
660m峰から見た富山平野
ツツジ 三角点峰を西から巻く
朴の木。さすがでかい葉 三差路。長倉ルートが合流
長倉ルート方面 山頂方面はUターンに近い
標高710m付近 726.5m三角点峰。山頂標識はここにある
展望案内図
726.5m三角点峰から見た東〜南の展望
726.5m三角点峰から見た剱岳
726.5m三角点峰から見た大日岳方面
726.5m三角点峰から見た富山平野 730m峰への道入口
ややグレードが落ちるが立派な道が続く 塔倉山山頂(730m峰)
塔倉山から見た東〜南の展望
塔倉山から見た桑崎山 塔倉山から見た鉢伏山〜東笠山
登山口に戻る 駐車余地
帰りに立ち寄った白岩川ダム。石を積み上げたロックフィルダム


 塔倉山は高峰山から西に延びる尾根上にある山。ネットで調べたところ登山道は2コースあり、目桑コースと長倉コース。どちらも麓の集落名で、目桑コースの方が林道で高度を稼げるのでそちらから登ることにした。登山口の標高は約500m、山頂は730mなので標高差は230mしかないので短時間で登れる山だ。なお、山頂は2つのピークがあり西側ピークに726.5m三角点があるが、東側ピークは730m等高線に囲まれているので730m以上あり、東峰が真の山頂となる。三角点峰までは登山道があるだろうが、真の山頂まであるかは不明。ネットの記録は登山口の位置とおよそのルートの確認のためで、中身は真面目に読んでいないのであった。

 県道から目桑集落で目的の林道に入る分岐には塔倉山の案内標識が登場、割とメジャーな山らしく一安心。あとは林道が通行可能かであるが、細かな落石は多いが全線舗装で普通車で問題なく入ることができた。しかしあの落石の多さは気になる。大雨で地盤が緩んだ後はしばらく入らない方がいいかもしれない。今はまだ梅雨前なので問題ないだろう。

 ネットの記録で見た通り、標高500m付近のカーブに登山口あり。この付近は道幅が広く路肩に駐車可能だが、次のカーブの外側に駐車余地があったのでそちらに止めた。

 登山口付近はやや草っぽくてこの先が心配になったが、この状況は樹林が開けた林道近くだけで、植林帯に入ると普通に立派な登山道になった。ずっと谷地形近くを登っていくのかと思ったら、標高530m付近で登山道が鋭角に右に曲がると沢から離れて斜面をトラバースしながら登っていく。この付近は赤土が露出しているが、関東で見る赤土と違って本当に赤っぽい。おそらく鉄分が多いのだろう。

 660m峰は樹林が開けて富山平野を見下ろせる場所だ。小さな石碑があり「670m 目桑 展望台 H18年 施工 双嶺山の会 贈 金山石材店」と彫られていた。確かに展望台と呼ぶにふさわしい場所だ。

 このまま尾根上を塔倉山三角点峰に登るのかと思いきや、登山道は巻き始めて南へ向かうようになった。道は明瞭なままで間違ったとも思えず、植林斜面を進んでいくと680m鞍部で三差路が登場。平たい石でできた案内標識があり、折り返すように鋭角に左に曲がる道が山頂方面で、このまま直進は長倉コースであった。690m峰を越えて長倉集落へと続く道で、こちらも整備状況は良好であった。

 三差路で尾根に乗り北上。尾根の左側(西側)は杉の植林、右側は自然林であった。植林帯よりも高密度な樹林を切り開いた登山道を緩やかに登り、開けた場所に出ると726.5m三角点峰に到着。予想していた通りこちらに山頂標識があり、尖山で見たのと同じ形式の立山方面の展望案内板があった。展望の左端付近は毛勝三山で、右端は東笠山であった。ここから見ると大辻山は剱岳や大日岳と同じくらい目立つ山に見えた。富山平野側も狭い範囲であるが見ることができる。

 登山道はここで終わりかと心配していたが、さらに東へと道が伸びていて一安心。最高点である730m峰まで道を切り開いてくれたことに感謝だ。これまでよりやや道が狭くなるが邪魔な藪は刈り払われている。

 緩やかに登り切って樹林が開けた場所が730m峰。山頂の様子は三角点峰とほとんど変わらないがこちらには山頂標識は皆無。一般的には三角点峰の方を山頂としているらしい。展望も三角点峰と同様であった。おそらく展望が得られるように伐採したのだろう。

 帰りは往路を戻る。帰りは白岩川ダムに立ち寄る。このダムはコンクリートのダムではなくロックフィルダムで、ダムと言うよりもまるで川の土手のような外観。ダムを支える地盤が強固ではないためこのような形式となったとの案内板があった。

 

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